家族のこと、仕事のこと、からだの変わりよう。
この先の自分を思うと、足元が揺れます。
それでも、木の下は変わりません。
ご登録のあと、すぐに一通目が届きます。
三日間が終わったら、週に一度ほどの季節の手紙に切り替わります。
気持ちよくなって終わり、ではないこと。誰かに癒してもらうのでもないこと。林浴が何なのかを、はじめにお話しします。
窓の外に常緑の木が一本見えたら、それで足ります。今日からできることを、ひとつだけ。
足すのではなく、少しずつ手放していく時間について。月に一度でも、人はちゃんと自分に還れます。
これまでお届けしてきた手紙から、十二か月ぶんを選んだ小さな本です。
その季節になったら、そのページを開いてみてください。
具合が悪くなくても、行っていい。
何もしなくていい。話さなくてもいい。
森の中で、ちょっと立ち止まる。深呼吸する。木々を眺める。土や葉の匂いを感じる。そんな小さな時間を重ねていくと、ふと気づきます。
そこから、自分をいたわることを思い出していく。
「治す」のではなく「整える」。それが林浴です。
月に一度、自然の中で「ただ在る時間」をひらいています。静かな時間のはずが、お昼はなぜか毎回、爆笑に包まれます。力が抜けて、心がひらいて、だからこそ笑える。静けさも笑いも、どちらも大切な時間だと思っています。