「30代前半と35歳以降は違う」
実際に、30代半ばになってくると、40歳という年齢が意識されます。今では、様々な生き方が、認められて、受け入れられてきています。
そうわかってはいますが、心の奥底には「こうあった方がいいんだろうな・・」という考え方に、苦しんでいるあなたがいるかもしれません。
もし、そう考えているとしたら、あなたをその縛りから解放していきましょう。
もっと、あなたらしい生き方の選択を考える「分岐点」にきているに違いありません。
あなたがこれから先、どう生きていくかを目指す旗印を見つけにいきましょう。
自己肯定感や自己価値について
自分自身を俯瞰して見ることができる年齢になりました。社会に出て、10年以上経ちました。
あなたにとって、何が苦手で、何が得意か見えてきたことでしょう。
自分に対する評価や自分自身をどう受け入れていくか、ということに葛藤もあるでしょう。少なくとも「35年を生きてきた」ということは十分に認められることです。生きるというそのもの自体がサバイバルのようなものです。
ここで、次に挙げることに取り組んで見ることは、あなたの気づきと支えになります。
短くても、毎日続けられる日記を書く
日記を書くことは、自分自身を深く掘り下げることになります。
自分自身にその時起きた出来事やその時の気持ちを、振り返りながらペンをすすめることで、自己探求を深めることができます。
感情を紙に書き出すことで、心の中に押さえ込んでしまったストレスや不安、そして心の揺らぎを解放します。
あなたの喜怒哀楽の感情を書き留めることは、あなた自身の心の動きを客観的に捉えることができます。
日記に書いてみたら「そんなにイライラすることでもなかったかもしれない」というように、冷静に自分を振り返ることができます。
日記は、心のバランスを整えることを手助けをしてくれる強い味方です。
アファメーションを書いてみる
まず、 アファメーションとは、自己肯定感を高めるために、あなた自身に対して、ポジティブなメッセージを送る方法のことです。
肯定的なメッセージを書き留めることは、肯定した気持ちを高めることができます。
例えば、「私は素晴らしい人間であり、自分自身を愛して受け入れます」
「私には素晴らしい強みがあり、自分自身を自信を持って表現します」
といった肯定的なアファメーションを書くことができます。
成功体験を記録する
「あの時はうまくいった」「あの時の私はすごく良かった」「やればできるじゃないか!」とプラスの感情を感じた成功体験を記録してみましょう。
あなたが達成したことや、うまくいった、というような経験を書き留めることで、あなたの強みを知ることができます。ちょっとしたことでも良いのです。
あなたの成長や進歩を書き出した文章によって自覚することは、肯定感が上向きになります。
1-4 周囲のサポートを生かす
自己肯定感を高めるためには、周囲の人々のサポートに頼っても良いのです。
家族や友人、恩師などにあなたの悩みや不安を打ち明けてみましょう。
励ましの言葉を受けることで、なんだか気持ちが徐々に上がってくるの感じることができます。
キャリアや職業
自分の進むべき道、そして職業やキャリアについての悩みも頭をよぎる年頃です。
自分の才能や興味に合っているのか、「このままここで働き続けていいのだろうか」というような、あなたの今後やキャリアの選択、そして転職について考えることもあるでしょう。
自己分析を行う
あなたが持っている興味、性格、スキル、強みなどを見つめ直してみましょう。
自分を分析してみることで、あなた自身が何を大切にし、何に興味を持って、あなた自身を深く知ることになります。
様々な職業リサーチをしてみる
職業についての情報を集めて、あなたに合う仕事を探していきましょう。
インターネットや書籍、セミナーなどを活用してみてください。さまざまな職業についての情報を収集し、自分自身に合った職種や業界を見つけ出すのです。
気になる職務経験に挑戦してみる
あなたに合った仕事を見つけるためには、実際に気になっている職場に足を運んでみることです。
まずは、アルバイト、ボランティアなどの形から動いてみましょう。
「これは、私に合うかもしれない!」とか「これだ!」と思える、自分でも気づかなかった適性や興味に出会えることがあります。
カウンセリングやキャリア相談を受ける
キャリアカウンセラーやキャリア相談の専門家に相談をすることもできます。
ハローワークでもキャリアコンサルティングが行われています。
あなたに合った仕事を見つけるためのアドバイスやサポートを受けることができます。専門家の視点やアドバイスを取り入れながら、あなたに合った仕事を選んでいきましょう。
人間関係とコミュニケーション
仕事、恋愛、家族やパートナーとの関係に関する悩みは、いくつになっても生きていく上での大きな課題です。
仕事上では、ある程度、沢山のことを経験してくると、ゆとりを持って接したり考えられたりする一方で、「こうあるべき」とか「こうした方がいいよね」など少し頑なな考えも出てくるかもしれません。
そんなあれこれを、気軽に人にシェアできる関係性や信頼できる関係性を育んでみましょう。「共感」や「発見」をあなた自身とあなたのコミュニティにもたらします。
こうすることで、あなた自身も、心のおりをためこまずにいつも爽やかでいられるでしょう。モヤモヤを心にため込んでいる人は、やっぱり見ていて、外から分かられてしまいます。
苦しげな表情・かたくなな言葉・他人を拒絶するようなしぐさは、その場の空気を硬くさせてしまうものです。
職場をはじめとした人間関係で、快適なコミュニケーションをはぐくむコツ
「聞く耳を持つ」ということが、最もすぐに取り入れやすいでしょう。
相手の話に集中し、理解しようとする姿勢を持つことです。目を合わせ、相槌を打ちながら、相手の言葉に耳を傾けましょう。
また、相手の言葉だけでなく、言葉の裏にある感情や微妙なニュアンスにも気を配ることがポイントです。
さらに、あなた自身がポジティブなエネルギーを持ち込むことで、相手との関係をより良くに保つことができます。前向きな態度を持てるようにしていきましょう。
まとめ
あなたは、憧れている人や尊敬している人はいますか?どんな方でしょう。
その方の佇まい、人との関わり方、話の仕方、身につけている服装や髪型。
どんなところが好きなのでしょう。
そこに「生き方を学ぶポイント」が隠されています。