肩をすくめて
画面を見つめていると
いつのまにか
呼吸が
浅くなっています
息を吸っているようで
実は
半分も吸えていない
そんなことが
あります
特別な運動は
いりません
首を、前に、後ろに
ゆっくり倒す
両手で
そっと耳を引っ張ってみる
それだけで
かたく縮こまった場所が
少しずつゆるんでいきます
子どもの頃
毎朝やっていた
ラジオ体操も
深く息を吸って
大きく腕を伸ばす
あの単純な動きの中に
ちゃんと理由がありました
森の中で
大きく伸びをすると
自然と
呼吸が深くなることに
気づきます
それは
特別な場所だからではなく
ただ、伸びをして
息を吐き切ったから
かもしれません
今日、一度だけ
大きく伸びをして
息を吐き切ってみてください
それだけで
十分な、からだの林浴です
はじめての方へ
休んだはずなのに、休まらない。
癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。
森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。
遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。
三日目に、贈りもの
季節の手紙帖
一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。
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