母の名は、甘い香りの木でした

藤の花 林浴の手紙

思い出と甘い香り

遅いながらも、
冬へ一歩一歩と近づいています。

あまりに遅い冬の訪れに、
冬好きの私としては
ヤキモキしていました。

ようやく好きな肌触りの
好きなニットを纏うことが
できるのが嬉しくて仕方ないです

さて

私は数年前から
樹木を学ぶ講座に通っています

先日も早朝に起きて
都内の針葉樹溢れる空間を
楽しんできました。

針葉樹ではありませんが
冬になると
独特になる樹木があります

「桂」です。
桂の木の近くは
甘いの綿菓子のような
カラメルのような
優しい香りがします

実は
亡くなった母の名前は
「桂子」です

母はこの名前を
あまり受け入れてませんでした

この素敵な木を伝えたかった

今、凄くそう思います

母の戒名は
「凛秋桂香」
凛としたひとでした
秋に生まれ
誕生日に荼毘にふされました
桂には甘い香りがあることを
思いながら
住職さんが名付けてくれました

今、7年たって
桂をみながら
母を思っています

はじめての方へ

香りに助けられた日が、ありませんか。

癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。

森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。

遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。

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一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。

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