起きて
支度をして
働いて
帰って
眠る
昨日と
同じような一日
そんな毎日に
ふと
飽きてしまうことが
あります
木の幹を
輪切りにすると
年輪という
繰り返しの跡が
残っています
一年、また一年
同じように見えて
実は
一本一本
太さも色も
少しずつ違います
雨の多い年は
細い輪になり
穏やかな年は
太い輪になる
そうやって
木は
同じことを繰り返しながら
その年にしかない
一本を
刻んでいます
あなたの毎日も
同じに見えて
きっと
きのうとは
少し違う一日です
今日という輪を
今日だけのものとして
過ごしてみてください
それだけでも
十分な、日々の林浴です
はじめての方へ
毎日が、同じことの繰り返しに感じる日。
癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。
森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。
遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。
三日目に、贈りもの
季節の手紙帖
一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。
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