付き添うあなたへ、休んでいい

大きな木 林浴の手紙

病院の待合室で
今日も
誰かの隣に座っている

体調を聞かれるのは
いつも
付き添っているその人のことばかり

あなた自身のことは
誰も
聞いてくれない

支えることに
一生懸命になっていると

自分が疲れていることさえ
後回しにしてしまいます

気づけば
笑うことも
少なくなっていたり

大きな木の下には
小さな木や草が

その陰に守られて
育っています

でも
その大きな木も

雨や風や
日差しを
一身に受け続けています

誰かを支えるあなた自身も
同じだけ
休んでいいのです

それは
わがままではなく

支え続けるために
必要なことです

今日、ほんの少しだけ
自分のからだの声にも
耳を傾けてみてください

それも
大切な林浴のひとつです

はじめての方へ

木のそばに立つと、なぜかほっとする。

癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。

森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。

遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。

三日目に、贈りもの

季節の手紙帖

一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。

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