寒さの底で
いのちが静かに目を覚ます
昨日、寒さの底の中
冬の澄みきった青空の下
まだ眠りにあるような
緩やかな峠を歩いてきました
からだに無理をさせず
ただ季節の移ろいを感じながら
鳥の囀りを聴き
葉と葉が触れ合う微かな音に
耳を澄まし
静かに、静かに、18キロ
冷たい空気が
肺の奥まで入ります
足裏から大地の感触が伝わります
「今、ここに生きている」
という実感が
からだの芯から
立ち上がってくるようでした
何かを頑張るのではなく
ただ自然のリズムに
身を委ねて歩く時間
それは
心とからだが本来の場所に
そっと戻っていく
そういう感覚でもありました
寒さの中でこそ
いのちは静かに力を蓄えています
私たちもまた
無理をせず
季節と呼吸を合わせながら
自分の内なるリズムを
取り戻していけたらと思います
はじめての方へ
毎日が、同じことの繰り返しに感じる日。
癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。
森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。
遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。
三日目に、贈りもの
季節の手紙帖
一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。
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