霜月に入りました。
暦の上では、もう冬。
それなのに、昼間はあたたかい日があって
朝と晩は、ひやりと冷える。
揺さぶられますよね。
心も、からだも。
そんな毎日のなかでも
植物は、きれいな色に
衣替えをしています。
足元には、落ち葉の絨毯。
この色の移り変わりは
変化に耐えようとしている
植物の姿なのだそうです。
暑すぎた夏も
急に冷えこむ朝も
木は、その場所から動けません。
それでも
しなやかに
生きていこうとしている。
その姿が、あまりに健気で
愛おしいなと思うのです。
私たちも、きっと同じです。
うまく切り替えられない日があっても
少しずつ、色を変えながら
この季節を越えていけばいい。
今日、帰り道に
足元の一枚を見てみる。
赤でも、黄色でも、茶色でも。
その一枚は
この秋を越えてきた木の
衣替えのしるしです。
はじめての方へ
その日の色を、自分で選べていますか。
癒されたいけれど、気分転換では物足りない。
「これから私は、どうしたいんだろう」
——そんな夜が、ありませんか。
森は、大人の保健室です。
具合が悪くなくても、行っていい。何もしなくていい。
がんばらなくていい。変わらなくてもいい。ひとりでもいい。
でも、ひとりぼっちではない。
遠くの森へ行かなくてもできる「自分に還る時間」のつくりかたを、三日間の手紙にしてお届けします。
三日目に、贈りもの
季節の手紙帖
一月の杉と檜の香りから、十二月の森の記憶まで。
その季節になったら開く、十二か月ぶんの小さな本です。
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